おばちゃんの手習い〜ぴあののおけいこ

朝起きて「さー出勤の準備してからピアノ弾こう。」
点滅する携帯を見ると深夜の不在着信てんこもり。
慌てて出勤。
爆睡して呼び出し音で飛び起きないなんてプロ失格である。
お昼前に済ませるべき仕事をコロッと忘却。プロ失格じゃの。
切腹３万回と腹筋三千回じゃ〜！。

気を取り直してお菓子教室。
２日で叩き辞めたいのをぐぐぐ〜っと我慢して
１年勤務した産後バイト先の系列の同業者さんと一緒に受講。
彼女のつれて来たギャラリーの空気と視線に終始暴れたいくらいイライラ。
いつものほっと一息できる空気ではなかったのでしたたか疲れた。

発酵や焼成の時間に「世界一の美女の作り方」読了。
ドメ（スティック）な『品格』というフレーズに大笑い。

パンとクッキーは先生の指導のおかげでおいしくできた。
ピアノのおけいこに持参。





寝不足と練習不足で『きらきら星』ボロボロ。
「いったん『きらきら星』は寝かせましょう。
　新しい曲を考えておきますから。」と先生。
「発表会しようと思うんです。」とも。
「絶対ダメでちゅ！」半泣きになったら、
「のびるんだけどなぁ。」
もう『きらきら星』も見てもらえないみたいだし。
不本意ながら「他の曲でもいいかもです。」なんてほざいてしまい、
最悪の展開である。

帰宅後
あまりにくやしくてなさけなくてガンガンにペダル踏み込んで鍵盤叩いて『きらきら星』
ピアノのあるヒキコモリ部屋でちょっとべそをかいた。

大学の先輩から電話。
「Nさんが50過ぎて男から女になってこっちでは祭になっとる。」
べつにええんじゃないんか。中身は変わっとらんじゃろ？
おっさんら意外とケツのこまいことを言う小市民になっとるの〜。
成熟していない社会と人間丸出しである。ちょっとフシギ。

やっぱり『きらきら星』続けたいんです〜！
ばばあはええかげんな仕上がりが自称レパートリーが増えるより
入魂の一曲のレパートリーでええですけぇ。
もっとまじめに練習しますから〜。え〜ん！